『相続バトルを回避する遺言書のつくり方』
こんにちは、福岡県久留米市のおちいし司法書士事務所の落石憲是です!
来月遺言セミナーでお話するので、遺言関連の本をちょっと読んでいるところです。
きょうは、その中の1冊をご紹介します。
(目次)
第1章 どんなに良好な家族関係でも相続でもめる
第2章 必ずバトルになる38の相続パターン
第3章 相続バトルを回避する遺言書のつくり方
第4章 「遺言書」は後世への思いを込めた最高のメッセージ
第2章に相続でトラブルになりやすいケースを38も書かれてあって、それに対する解決策が書かれてあります。
相続でもめる典型的なケースって、どんなケースかわかりますか?
- 子どもがいない夫婦
- 長男の嫁が介護している
- 財産が家と土地で、預貯金がわずか
この本にも書かれていますし、わたしもお客さまやセミナーでお話するのですが、トラブルを避けるために遺言を書こうと思う方は多いと思いますが、ぜひ「付言事項」を書いて欲しいですね。
「付言事項」には、法的な効力はありません。
でも、
自分の気持をダイレクトに伝えることで、なぜ不平等な遺産配分をしたのかが理解できるかもしれません。また、どうしても誤解が心配であれば、分割割合を指定した後に、長男に多く残す理由を簡潔に記しておくとよいでしょう。
遺言書は基本的に何を書いても構いませんので、自分が亡き後への希望や期待、家族や親族への思いなど、できるだけ簡潔に語りかけるように書くとよいでしょう。
(引用おわり)
▼当事務所ホームページの遺言のページ
http://www.ochiishi-office.jp/category/1400677.html
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