本籍地ってどこにしたらいいの?
こんにちは、福岡県久留米市のおちいし司法書士事務所の落石憲是です。
先週、我が家に3人めの子どもが産まれたので、きょう、市役所に『出生届』を出してきたのですが、窓口が混み合っていました。
なんでかなと思ったら、きょうは大安吉日ということで、『婚姻届』を出しに来ている人が多いようでした。
手続きをしているときに、ほかのカウンターで、担当者に質問している人がいました。
「本籍地は、何のために定めるのか?」
「本籍地はどこでもいいと聞いたことがあるけど。」
という趣旨でした。
久留米市の戸籍の用紙には、ゆるキャラがプリントされているんですよ!
婚姻届を出すときなどに新しい「本籍地」を定めるのですが、
本籍って何のために定めるのでしょう?
戸籍は、本籍と戸籍の筆頭者によって特定されるから、本籍は戸籍の在り場所を示す役割をしている。
「相続における戸籍の見方と登記手続き」より引用
戦前の戸籍のときは、戸籍の本籍地によって住所も証明するという機能が戸籍にはありましたので、原則として、本籍地=住所地でした。
現在の戸籍では、
本籍は、日本国内(市町村の区域内)であれば、どこに定めても差し支えないことになっている。
「相続における戸籍の見方と登記手続き」より引用
だから、
地番や住居表示があるところならどこでもいいというわけですね。
ちなみに、ウィキペディアによると、
皇居や大阪城、甲子園球場などに本籍地を定めている人もいるそうですよ!
くわしくはコチラ→http://buff.ly/1ti7gbI
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