『家族と法』
久留米の司法書士の落石です。
きょうは、本を1冊ご紹介します。
わたしが、この本を読むきっかけとなったのは、
4/13の日経新聞に「揺らぐ家族観」というタイトルで、自民党の高市早苗さんとこの本の著者・立命館大学教授の二宮周平さんへの取材記事です。
※この記事「家族はどこへ向かうのか 高市早苗氏と二宮周平氏に聞く」は、電子版に登録すると読むことができます。
この本は、
第1章 人の出生と子どもの平等―戸籍、氏名、人格権
第2章 パートナーと暮らすこと―法律婚、事実婚、パートナーシップ
第3章 家族のメンバーチェンジ―離婚、再婚、親子の交流
第4章 子どもをもつこと・親をもつこと―実子、養子、人工生殖
第5章 人の世話をすること―保護と自立へのサポート
第6章 人の死と財産の承継―相続、遺言、遺留分
第7章 家族のトラブルを解決するには
と、誰もが経験する家族に関することについて書いてあります。
これから、こどもの日や母の日、父の日と、家族にまつわる日が続きます。
この本で、一度、家族に事を考えてみてはいかがでしょう?
※この本は2007年に出版されたものですので、その後の判例や法改正(たとえば、婚外子の相続差別に関する最高裁判決など)には対応していません。