コンビニのコピー機で取れる証明書
こんにちは、福岡県久留米市のおちいし司法書士事務所の落石憲是です!
きょうの西日本新聞に、「多機能コピー機で証明書取得を 東区役所庁内設置、コンビニ交付PR 」という記事がありました。
住民票の写しなど証明書の交付を受けられる多機能コピー機が今月から、福岡市東区役所に設置され、利用が始まった。同種のコピー機が市内の多くのコンビニに置かれ、深夜まで交付を受けられることや、手数料が区役所窓口より50円安いことなどをPRし、まだ認知度が低いコンビニ交付の利用を広げる狙い。
今回のコピー機はローソンが協力し、東区役所の入り口近くに設置した。コンビニと同様に、手数料が窓口利用より50円安くなるほか、カラーコピー機としても有料で利用できる。進藤武治東区市民課長は「コンビニ交付の利便性を知って、利用者増につながってほしい」と話した。
(引用終わり)
コンビニのコピー機で取った住民票や印鑑証明書は、役場の窓口で取ったものとは違うんですよ!ご存じでしたか?
窓口で証明書を取得される際、証明書に使用する紙は専用紙を使用していますが、コンビニ交付では、A4サイズの普通紙を使用しています。
このため、コンビニ交付を安心してご利用いただくために、証明書には印刷時に不正防止処理を施してあります。
例えば、コピーすると「複写」というけん制文字が浮かび上がります。
(福岡市ホームページより引用)
わたしは、一度コンビニの証明書を見たことがあります。
会社の役員変更登記をご依頼いただいた際、お客さまからお預かりした印鑑証明書がコンビニの証明書だったのです。
「これって本物???」というのが第一印象でした。
改ざん防止処理が施されていて、本物かどうかを確認することはできるようです。
しかし、確認するには「赤外線カメラ」が必要なのです。
不動産の売買による名義変更の場合、売主さんは印鑑証明書が必要ですが、
できるだけ役場の窓口で取っていただきたいな~と思います。
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